あっかんべェ一休の通販口コミ情報
あっかんべェ一休 (上) (講談社漫画文庫) 価格: 924円 レビュー評価:5.0 レビュー数:9 本作は、室町中期の政治・文化・風俗・宗教を 一つの流れとして捉えている、極めて教育的価値の高い秀作なのに、重版が終了した為 書店で購入できない。 残念だ。 本書は、アフタヌーン誌に掲載された時、「禅興庵は堅田付近にあったと云われている」とあったのが、「禅興庵は祥瑞寺の前身」と、追跡 加筆修正されるなど、氏の熱意が込められています。 謙翁宗為・華叟宗曇・養叟宗頤など一休宗純を取り巻く人間関係も、分かり易く書かれていて、結構勉強になりました。 下巻では、遂に京都仏教界の頂点に登り詰めた養叟宗頤禅師 |
あっかんべェ一休 (下) (講談社漫画文庫) 価格: 924円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 一休という人物は、アニメのなかではいつもニコニコと笑顔を振り撒き、陽気な面が強調されていたように記憶している。しかし、本作品では、拝金主義、下克上、身分差別等々とともに戦乱に明け暮れた時代のなかで、人間という存在への疑問と、『禅』という思想の追求に生涯をかけた純粋な人物に感じられた。 一休禅師の人物史として、日本史入門として、または『禅』理解の入門としても大変役立つと思う。作画の技巧も卓越しており、第一級の映画を観ているようでもあり、一気に上下巻を読み切らせる力を持っている。 |
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