「20世紀ベスト」歌謡曲(2) 価格: 2,100円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 なんと昭和初期から続く老舗レーベル・テイチク。その歴代のヒット曲をまとめてざっと聴くことができるオムニバス3枚のうち、2枚め。 1枚めはその最初期から、3枚めはジャンルとしての「演歌」が確立されて以降の分からの選曲ですが、ここではまさに高度経済成長期、まだ日本の流行音楽を「歌謡曲」と総称することが可能だった時期の楽曲が中心で、当時を知らない世代には、3枚中では最もとっつきやすいアルバムでしょう(ほとんどがヒットした音源のようですが、「東京五輪音頭」と、バタやんの「島育ち」だけが後年録音し直したもので、これは残念)。 歌謡曲のオムニバスにきわめてありがちなジャケットながら、とりわけ冒頭 |
||